小芝風花、跳ねるか 「トクサツガガガ」気になる最終回
女優・小芝風花が連ドラ初主演、隠れ特撮オタクを演じて人気の「トクサツガガガ」(NHK総合、金曜22時)が3月1日、最終回を迎える。ツイッター検索世界のトレンドランキング1位に上がるなど話題を呼んだ同作。果たしてどんなフィナーレとなるか。
気になる最終回のストーリーは
小芝演じる仲村叶は、大切なフィギュアをお母ちゃん(松下由樹)に壊され、大げんかをしてしまう。そのうえ、吉田さん(倉科カナ)とは気まずくなり、ダミアン(寺田心)には嘘つきと呼ばれ落ち込む。そんなある日、兄ちゃん(渡部豪太)から渡された古いエマージェイソンのビデオを見て、叶は自分が幼少期からどんなに特撮が好きだったかを思い出す。北代さん(木南晴夏)のはからいで吉田さんとも仲直りでき、残るはお母さんとの関係だが……。
小芝が届けたいメッセージとは
最終回「スキナモノハスキ」を迎えるにあたり、小芝は「撮影中はいろいろなことに必死で、不安やプレッシャーもありましたが、スタッフ、キャストの皆さま、そしてシシレオーをはじめとするヒーローたちに支えていただいて、最後まで笑顔で楽しく取り組むことができました」と、振り返る。そして「いよいよ最終回……すごく寂しいですが、スキナモノハスキそれでいいんだ!というメッセージが、皆さんに届きますように」と、コメントを寄せている。
地道に重ねてきたキャリア
小芝は1997年生まれ、大阪府堺市出身の21歳。2011年に開催された、武井咲のお姉さん&妹キャラクターを決める「ガールズオーディション2011」全国大会でグランプリに選出。当時14歳だった。以後、オスカープロモーションに所属し芸能活動を開始、2014年の第86回選抜高等学校野球大会ではセンバツ応援イメージキャラクターに起用された。さらに同年、映画「魔女の宅急便」に映画初出演にして主演、第57回ブルーリボン賞の新人賞を獲得するなど評価された。その後も2016年にはNHK朝ドラ「あさが来た」でヒロインの娘役を演じるなど地道にキャリアを重ねてきた。 今回の役柄ではモノローグが多いことが特徴的なポイントだったが、小芝は普通に外へ向けて話すときの感情と、心の中の思いとを見事に演じ分け、それがドラマの大きな魅力にもつながっていた。今作でさらにステップアップのチャンスをつかんだ。今後が楽しみな女優の一人だ。