能登地震、死者232人に 輪島朝市捜索で10人発見
石川県によると、能登半島地震による死者は17日午前9時時点で、災害関連死14人を含む232人となった。輪島市で新たに10人の死者が確認され、同市は地震直後の火災で大半が焼失した観光地「輪島朝市」周辺で発見されたと明らかにした。連絡が取れない安否不明者は1人減って輪島市が17人、珠洲市が4人で計21人。 輪島朝市では県警などが9日から大規模捜索を実施していた。住宅被害は2万2374棟が確認された。輪島市や珠洲市では依然「多数」とされており実態は不明。大幅増加の可能性が高い。 自治体別では珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町7人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。