【山口県高校総体】県高校総体あす開幕 31競技、78校から8千人
山口県高校総合体育大会(県高体連、山口新聞社など主催)は25日、陸上や水泳などが始まり、本格的な開幕を迎える。今年は県内78校から約8千人が参加。「走り出せ 栄光の道 最高の夏」のスローガンの下、6月16日まで県内を中心に31競技(冬季開催競技を除く)で熱戦を繰り広げる。 バドミントン女子の柳井商工は、3月の全国選抜でエースの宮崎友花が世界大会出場のため欠場していても団体戦を制し、ダブルスで1、2位、シングルスでも2、5位に入るなど、今年も全国屈指の戦力を有している。 男子卓球と女子テニスの野田学園は、全国選抜はベスト8だったがチーム力は全国有数。全国選抜で3位と躍進したソフトボール女子の高川学園も注目。フェンシング男子の岩国工やハンドボール女子の高水も全国レベルの力がある。 アーチェリーは、3月の全国選抜の個人戦を制した西京2年の小泉千咲に注目。陸上は、昨年の全国総体の女子5000メートル競歩で4位に入った萩の西山こと乃や男子短距離の萩商工の中村遥斗が全国レベルの記録を持つ。 サッカーは、3連覇中の高川学園と、2月の新人戦で高川学園に勝って優勝した西京が優勝争いの軸となりそうだ。 柔道団体は男女とも高川学園が優勢。バレーボールは男子・高川学園、女子・誠英が連覇を伸ばしそうだ。バスケットボールは女子の徳山商工が8連覇に挑む。 大半の競技が7月21日から8月20日にかけて北部九州地域を主会場とする全国総体の予選を兼ねている。