ハーレーがMotoGPと共同テスト!? 「ロードグライド」のレース仕様車を公開 マモラやメランドも参加 最高速は275km/hを記録
大幅な性能アップを果たしたグランドツアラー
「Harley-Davidson Factory Racing(ハーレーダビッドソン・ファクトリー・レーシング))は、MotoGP最終戦開催直後のスペイン・バルセロナ-カタルーニャサーキットで、DORNA (ドルな)および MotoGPと共同でテストを実施し、2024 年型「ROAD GLIDE(ロードグライド)」のレーシングモデルをグランプリコースで披露しました。 【画像】デカくて速い!! ハーレーダビッドソン・ファクトリー・レーシングが手掛けた「ロードグライド」レース仕様車を画像で見る(8枚)
同テストは、ハーレーダビッドソン・ファクトリー・レーシングのライダーであるカイル ・ワイマン選手とジェームス・リスポリ選手に加え、ゲストライダーとして、MotoGPとスーパーバイク世界選手権の元レーサーであるサイモン・クラファー選手、ジョン・ホプキンス選手、ランディ・マモラ選手、マルコ・メランドリ選手も参加し行われました。
曇り空で気温が低かったため、当日はラップタイムアタックができなかったものの、ワイマン選手とリスポリ選手はコースの最速セクターで171mile/h(275km/h)以上のトップスピードを記録しています。 ロードグライドのレース仕様車では、ノーマルのフレームとエンジンケースを使用し、カーボンファイバー製ボディワークと軽量コンポーネントの使用により、210ポンド以上減量され重量は約 620 ポンド(281kg※純正は380kg)まで軽減。
改良されたScreamin' Eagle Milwaukee-Eight 131 Performance Crate Engine(スクリーミンイーグル・ミルウォーキーエイト131パフォーマンスクレイト・エンジン)が搭載されており、Screamin'Eagle/Öhlins(スクリーミンイーグル/オーリンズ)製のリモートリザーバーリアショック、競技用インテーク&エキゾースト、ダンロップレースタイヤなど、アップグレードされたサスペンション類も装備されています。