「欲を抑えきれなかった」宮沢元衆議院議員はなぜ正直に話し、辞職したのか 会見で語った気持ち 地元・静岡で記者団に語る【全文掲載】
Q.重ねて確認ですけれど、白紙とおっしゃいましたけど、引退ではないということでよろしいですか? とにかく今後のことは全て白紙でございます。 Q.今後は白紙の中で、どのように生活を改めるんでしょうか? 仕事としての白紙と生活スタイルを改めるというのは別の問題ですから、そこはちょっとご理解をいただけるとうれしいなと思いますね。 Q.生活スタイルと今後の進退を分けたときに、まず、生活スタイルをどのように現状改めたいと、具体的にどう改めるのか? それ、説明した方がいいですかね。やはり適切に休みを取るということができてなかったですね。それはすごい反省です。 Q.現状、政治家はもう休みがないということが問題点だと感じたのでしょうか? 自分自身でかなり問題だと思いました。休みを取ってなかったです。実は疲れたら休むという感じでしたのでそれがまずかったですよね。定期的に休みをちゃんと取っていれば、自分をもう少しコントロールできたかもしれない。それは自己管理ができてなくてこういったご迷惑をおかけしたということにもつながってくるかなというふうに思っています。 Q.いわゆるストレス発散の一つだったということですか? ストレートな弾ですね。そういう解釈もできるかもしれません。 Q.今年の1月1日も、磐田で辻立ちされてたり、非常に地元にも足しげく通われていたと思うんですけども、いま、元衆議院議員という肩書きになり、また離党という形になりますけれども、また今後、辻立ちするようなことはあるでしょうか? そこがまず白紙ですよね。白紙です。政治活動も白紙です。ただ、お詫びだけはしていかなくちゃいけませんから、そこはちょっと活動といっても、多少性質は違うかなと思いますね。 Q.精神的不安定というのを一つの例に挙げられてましたけれども、それはやっぱりその働きからくる精神的不安定さなのか、特別な何かそういう不安定になる原因があったのかっていうのは、どうなんでしょうか? これは自分の責任ですよ。自己管理のがうまくできていなかったからそういうことになったわけであって、別に他に責任転嫁するわけではありません。これ本当に自分が悪いわけですから、しっかりそこのところの自己管理も政治家として、もしくは社会人として重要なところ、それが大きく欠けていた、そこだと思いますね。
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