ラーズ・ヌートバー（カージナルス）

現在、MLBでは複数の日本人選手（あるいは侍ジャパンのメンバー）が負傷者リスト（IL）入りしているが、今回はその中でも主要な選手の最新情報をまとめてお伝えしよう。なお、以下の情報は何も『MLB.com』の負傷者に関するアップデート情報より引用している。

◆千賀滉大 右肩の故障により、開幕前からIL入りしているエース右腕の復帰予定は、これまで一貫して後ろ倒しされてきたが、現地1日に更新された最新の情報では、7月下旬から8月上旬に復帰する見通しとなっている。

『MLB.com』は今後の予定について、「センガは7月3日より、ハイAのブルックリンでマイナーリーグでのリハビリ調整を開始する予定」となっており、「そこでのプランは最高40球、イニングでいうと2、3回を投げる」というもの。その通りに千賀は登板し、2回2/3で35球を投げて無安打無失点、6奪三振と結果を残した。

そして、「それ以後、センガはシーズンデビューの準備が整うまで、6日おきにマイナーで先発登板する」と伝えている。さらに記事では、「このプロセスは、リハビリ期間として設定された30日間丸々とは言わないまでも、ほぼ1ヶ月を要す見通し」としている。

◆ダルビッシュ有 こちらは現地6月28日に更新された情報であり、左脚付け根の張りによりIL入りしているダルビッシュについて、『MLB.com』は復帰の見通しについて「おそらく7月中」としている。

その上で、「ダルビッシュは6月25日にパドレスの先発ローテーションに復帰予定だったが、このプランは彼が右肘の炎症を患ったことで取り止めとなった。マイク・シルト監督は6月28日に、ダルビッシュが軽めのキャッチボールを再開したと述べている」と伝えている。

◆ラーズ・ヌートバー 侍ジャパンの切り込み隊長は現地5月30日より、腹斜筋の負傷によりIL入りしているが、『MLB.com』によると、ヌートバーは「6月28日よりダブルAのスプリングフィールドにて、マイナーリーグ調整を開始」と伝えた。