山崎貴監督 ゴジラ新作に自信なさげ「ハードル高くなっちゃった」「ゴジラ-1.0」が「うまくいきすぎ」と総括
映画監督の山崎貴氏が3日、都内で、ゴジラ生誕70周年を記念して行われた「ゴジラ・フェス2024」内のトークイベント「居酒屋ゴジラ」に出席した。 【写真】重さにビックリ 山崎監督からオスカー像を手渡された瞬間の浜辺美波 山崎氏は、1日に日本テレビ系の金曜ロードショーで自らが手がけた映画「ゴジラ-1.0」が地上波初放送された後、「ゴジラ」の新作映画の監督・脚本・VFXを担当することが発表されたばかり。「居酒屋ゴジラ」には1年ぶりの登壇となったが「きょうはこれ以上発表できないと言うことを言いに来た」と笑みを見せつつ新作映画への明言を上手に避けた。 また「マイナスワンがうまくいきすぎて、めっちゃハードル高くなっちゃった」と苦笑。「そのハードルで自分で臨まなきゃ行けないって考えると、貧乏くじ引いちゃったなって思う」と自虐的に語っていたが、「まだもうちょっとかかりますけど新作ゴジラをなんとかマイナスワンを超えるような作品として作りたいと思います!」と意気込んでいた。 「ゴジラ-1.0」は、昨年のこの日に公開し、第96回米アカデミー賞でアジア初の視覚効果賞を受賞するなど、世界中でインパクトを残して1年を駆け抜けた。この1年を山崎氏は「濃くて長かったですね」としみじみ。「段々歳行くと一年って早くなるけど、今年は長かった。もう3、4年たってる感じ」といい、「この1年いろいろやることがあってお休みは全然取れてないです。これから取ろうかなって」と多忙ぶりを口にした。 屋外で行われたイベントながら、山崎氏を一目見ようと会場には子供から大人までゴジラファンが大集結。「貴コール」が起こるほど盛り上がりを見せ、山崎氏は「この盛り上がりは本当にうれしいし、お子さんがたくさん来てくれてるのがうれしい」と喜んでいた。