映画『憐れみの3章』109シネマズプレミアム新宿で35mmフィルム上映決定 監督過去作の再上映も発表
9月27日(金) 東京・109シネマズプレミアム新宿にて、映画『憐れみの3章』の35mmフィルム上映が行われることが決定した。日本で唯一35mmフィルム上映で本作を鑑賞できる劇場となる。 【全ての画像】『憐れみの3章』の場面写真 本作は、第96回アカデミー賞で4部門を受賞した『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督の最新作で、同作で主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのほか、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーが再集結。ランティモス監督ならではのユーモラスでありながらも、時に不穏で予想不可能な独創的世界を描き出す。 ランティモス監督は、『女王陛下のお気に入り』と『哀れなるものたち』でアカデミー賞候補となった撮影監督のロビー・ライアンと本作で再びタッグを組み、独創性あふれる世界をこだわりの手法で撮影。ランティモス監督のフィルム撮影へのこだわりは並々ならぬものがあり、本作の初お披露目となった第77回カンヌ国際映画祭でも、全ての上映が35mmフィルムで実施された。監督にとって重要な意味を持つ35mmフィルムでの鑑賞が、日本でもできることとなった。 併せて、109シネマズプレミアム新宿では、同じくランティモス監督とエマ・ストーンのタッグによる『哀れなるものたち』『女王陛下のお気に入り』も、9月27日から上映されることが決定した(35mmフィルムでの上映は『憐れみの3章』のみ)。 さらに、109シネマズプレミアム新宿での上映スタートを前に、TBSラジオ『アフター6 ジャンクション2』とのコラボ試写会にて、日本最速35mmフィルム上映を鑑賞できるイベントも開催予定。上映後には、MCの宇多丸(RHYMESTER)、宇垣美里(フリーアナウンサー・俳優)、小柳帝(ライター・編集者)らのアフタートークも実施される。 そのほか、9月6日(金) からはホワイトシネクイントにて、ランティモス監督の過去作であり、監督の初期作品からタッグを組んできた脚本家エフティミス・フィリップとの共同脚本で贈る『ロブスター』『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』を上映予定。フィリップとランティモス監督は、『憐れみの3章』でもタッグを組んで脚本作りに挑んでおり、ランティモス監督の原点にして集大成といえる最新作へと続くラインナップとなっている。 <作品情報> 『憐れみの3章』 2024年9月27日(金) 公開