シルク・ドゥ・ソレイユ、映画・テレビ部門を設立 初プロジェクトを手掛けるのはリドリー・スコット監督
シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテインメント・グループは、新たにシルク・ドゥ・ソレイユ・スタジオを立ち上げ、映画&テレビ制作を行うことを発表した。作品は、シルク・ドゥ・ソレイユのショーに基づくものになるという。 【写真】リドリー・スコット監督 第一弾のプロジェクトは、「ロサンゼルス・タイムズ紙」が「水の魔術」と評した「O(オー)」を映画化。「O」はラスベガスのベラージオホテルのオー・シアターで上演されているショーで、巨大なプールを舞台に水中、水上、空中でアクロバティックなパフォーマンスを見ることができる。 映画はリドリー・スコット監督(『グラディエーター』『ナポレオン』)と、彼の製作会社「スコット・フリー・プロダクションズ」が手掛ける。 同社の社長マイケル・プルスは「シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテインメント・グループのような、明確なビジョンを持つ象徴的なブランドとパートナーシップを結ぶことができ、大変うれしく思います。『O』の素晴らしい世界を、大きなスクリーンで世界中の観客に観てもらうのが待ちきれません」とコメントしている。
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