過去2番目、早くもひみ寒ぶり宣言
氷見市の氷見魚市場に20日、氷見、七尾沖の定置網に入ったブリ778本が運ばれ、漁協などが本格的なブリの季節到来を告げる「ひみ寒ぶり宣言」を出した。7キロ以上の商標登録された「ひみ寒ぶり」は723本を数えた。宣言は12月23日だった昨年度より約1カ月早く、2012、19年度と同じ過去2番目の早さとなった。市場には9キロ台がずらりと並んだ。 氷見漁協などでつくる判定委員会は今後も安定した出荷が見込めると判断した。氷見では8日からまとまった水揚げがあり、8、12、19日は千本を超えた。今年度は判定基準を従来の6キロから引き上げた。昨年度の宣言は「ひみ寒ぶり」を商標登録した11年度以降で3番目に遅かった。