レアル・マドリードはCBの補強に動くのか フランスの新星がトップターゲット
レアル今夏の補強プランはどうなる
レアル・マドリードは、数カ月前からリールに所属するCBレニー・ヨロの獲得に動いていると報じられている。『MARCA』紙によれば、リール関係者がヨロが今夏移籍するとしても、その移籍先はライバルクラブのPSGではないと明言していることから、レアル・マドリードが現在、他チームより獲得争いで優位に立っているという。 レアル・マドリードは今季、怪我人が続出したディフェンスラインの補強が急務だと指摘されているが、それでも、レアル側は長期的なプランでヨロの獲得に動くという見方もある。というのも、現在18歳のヨロだが、2025年6月30日までの契約となっており、契約が切れるのを待つのも一つの選択肢となっている。その場合、現在契約延長が不透明になっているナチョ・フェルナンデスとの再契約や、アラベスへレンタル移籍しているラファ・マリンの復帰が必要になってくるだろう。 フランスサッカー界の新たな有力CBと言われるヨロだが、それでもリール側からしてみれば、リーグ・アンの通算出場試合数が僅か37試合、残り約17カ月で契約が切れる選手の値段を吊り上げることは決して容易ではない。 ヨロ本人も、レアル・マドリードのユニフォームに袖を通すことを希望しているとされており、リールとレアルの移籍交渉はレアル優位に話が運ぶことが予想される。
構成/ザ・ワールド編集部