ノーベル平和賞の晩さん会、人気酒造の梅酒提供 遊佐社長「大変光栄」 福島・二本松
日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞授賞式が行われた10日、ノルウェーのオスロで開催された晩さん会で、日本の酒類として唯一、人気酒造(福島県二本松市)の梅酒が提供されていたことが18日までに、晩さん会に出席した日本ノルウェー協会のイングリッド・フェルゼンデン会長への取材で分かった。 晩さん会で提供されたのは人気一梅酒(500ミリリットル、1254円)。世界各地のワインとともに提供された。成熟する前の梅を収穫して仕込んだうまみ、甘み、酸味の絶妙なバランスが特徴で北欧にも輸出され、海外からも人気を集めている商品。 イングリッド会長は福島民友新聞社の取材に「梅酒は甘くておいしく、デザートによく合っていてとても気に入った」とコメントした。 人気酒造の遊佐勇人社長は「世界中から注目が集まる場に弊社の梅酒が提供されたことは大変光栄で、とても驚いている」と話した。
福島民友新聞