生産量日本一のニンニク産地は青森・十和田市! つかみ取りなどPRイベント
ニンニク生産量日本一を誇り、10月29日を「十和田にんにくの日」と定めている青森県十和田市は、直近の日曜日の27日、同市の道の駅とわだ「とわだぴあ」で「十和田にんにくの日」イベントを開いた。ニンニクのつかみ取りや市産ニンニクを使った豚汁の振る舞いなどが行われ、多くの来場者でにぎわった。 つかみ取りには約450人が挑戦。ポリ袋に入れた手を、ニンニクがぎっしり詰まった箱に入れて、手のひらに収まる分をごっそりとつかみ取った。市内から家族と訪れた森正真さん(三本木小4年)は「初めての経験で面白かったけど、もっと取れたような気もする。次があれば頑張りたい」と話していた。 市産ニンニクと十和田ガーリックポークを使った豚汁は午前と午後で計500食が振る舞われ、長蛇の列ができた。会場では7社がニンニク関連商品を販売。市の産品PRキャラクター「十和田ふぁみりーず」の一員で、ニンニクをイメージした「にんにん」が道の駅の一日駅長を務めた。 同市は昨年、生産量日本一の認知度向上を図り「にんにくの日」を制定、PRイベントを開いている。市によると、記録を把握できる十和田湖町との合併(2005年)以降20年間にわたって生産量日本一が続いているという。