短冊に願い、能登へも届け 仙台七夕まつり開幕
東北三大祭りの一つに数えられる「仙台七夕まつり」が6日、仙台市で開幕した。色鮮やかな吹き流しやささ飾りが商店街を飾り、市民が願いを書いた短冊が至る所にかけられた。今年は能登半島地震の復興を祈ったものも多く、大勢の見物客が足を止めて見入った。 旧暦の7月7日に合わせて開催。青やピンクの吹き流しは約3千本で、長さ3メートルを超えるものも250本以上ある。ささ飾りには短冊や折り鶴が下げられ、アーケード街を中心に所狭しと並んだ。 小中学生の短冊には、能登地域へのメッセージとして「復興へ心一つに」などと書かれていた。 祭りは8日まで。主催者は200万人以上の人出を見込んでいる。