県教職員研究論文最高賞 天栄中校長ら村長に受賞報告 村民の話を聞き生徒の夢を実現する授業
福島県教委の2023(令和5)年度県教職員研究論文で天栄村の天栄中の研究主題「探究的な学びを通して、夢の実現に向かう生徒の育成(1年次)」が特選に選ばれたことを受け、浜津太校長は22日、添田勝幸村長に受賞を報告した。 天栄中は2022年度から「総合的な学習の時間」などを活用し、生徒たちが古里を見つめ、夢を実現できる授業に取り組んでいる。研究論文のサブテーマは「『天栄中ならでは』の教育を目指して」で、夢プロジェクトと銘打ち地元の人たちから天栄の魅力などについて話を聞くなどして生徒の夢を実現していく取り組みを続けている。 研究論文には各地域の教育事務所から選ばれた28論文の応募があり、天栄中の研究主題は最高賞の特選に輝いた。 報告会は村役場で開かれ、浜津校長と善方昭博研修主任が「地域の皆さんのおかげで受賞することができた。これからも子どもたちが天栄村に住みたいと思える教育を続けていく」とあいさつした。添田村長は「子どもたちが夢を持って成長し、将来は戻ってきたいと思う村づくりをさらに進めていきたい」と語った。長場壮夫村教育長が同席した。
(県南版)