かっこいい! リバプール、伝説の英雄(5)速すぎる…! 爆発的スピードでゴール量産のアイドル
長いサッカーの歴史の中で、リバプールは最も多くの人々から愛されるクラブの1つである。今回は00年代に活躍し、今なお多くのファンに愛されているリバプールの名選手たちについて、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
FW:マイケル・オーウェン(リバプール/イングランド代表) 生年月日1979年12月14日(当時21歳) 00/01シーズンリーグ戦成績:28試合16得点4アシスト リバプール リーグ戦通算216試合118得点 リバプールでの主な獲得タイトル:FAカップ(00/01)、フットボールリーグカップ(00/01、02/03)、コミュニティ・シールド(01)、UEFAカップ(00/01)、UEFAスーパーカップ(01) 日本にワールドカップ上陸の気運が高まっていた2000年代初頭、サッカー界の主役の一人だったのがマイケル・オーウェンである。97/98シーズンに10代でプレミアリーグ得点王を獲得し、98年ワールドカップではセンセーショナルなゴールを決め、01年にはバロンドールを獲得して世界中のサッカーファンを虜にした。 基本データとしたのは、そのバロンドールを獲得した00/01シーズンのもの。FAカップ、リーグカップ、UEFAカップのカップ戦三冠を達成し、特にアーセナルとのFAカップ決勝では伝説とされる活躍を見せたシーズンである。 能力値を見ると、やはり最高値は「スピード」の94。さらに「ドリブル」と「攻撃力」も90を記録。173cmと小柄ながら、アタッキングサードでの爆発的なスピードによる突破からのゴールという、往年の姿が浮かぶ数値となっている。 04/05シーズンには当時、世界各国のスター選手を獲得して「銀河系軍団」と揶揄されていたレアル・マドリードへ移籍。この決断が自らのキャリアを苦しめることとなり、逆にリバプールはCLを制覇するという皮肉な結果となった。 それでも、若きオーウェンが赤いユニホームで躍動する姿は世界中のファンの瞼に焼き付いているだろう。