加藤登紀子、アカデミー賞・長編アニメ賞受賞の宮崎駿監督を称賛「宮崎さんが追求したもの全体に対するリスペクト」
歌手の加藤登紀子が12日、神奈川・横須賀美術館で「加藤登紀子 百万本のバラコンサート2024」(5月12日=神奈川・よこすか芸術劇場、6月2、5日=東京国際フォーラム)の開催に向けて「鈴木敏夫とジブリ展」(6月18日まで)を観覧した。 数々のジブリ作品に関する展示物を眺めた加藤は「コンテンツがすごくて、何回見ても全部見られないぐらい」と大興奮。自身が声優としてジーナを演じた「紅の豚」を振り返り、「『バカ!』っていうセリフだけ36回もやり直した。『登紀子さんの全部の怒りを込めてください』って言われてね」と懐かしんだ。 3月には「紅の豚」でも監督を務めた宮崎駿氏が「君たちはどう生きるか」で第96回米アカデミー賞・長編アニメーション賞を受賞した。宮崎氏に対して加藤は「宮崎さんが追求してきたもの全体に対するリスペクトとして与えられた賞だと思う」と称賛。「次の作品を楽しみにしてますよっていうお手紙を書いた。本当に素晴らしいことだと思います」とうなずいた。
報知新聞社