【RWS】吉成名高と松田龍聖、いずれ拳を交えるであろう日本人ラジャダムナン王者2人の試合後ほっこりエピソード
2024年7月14日(日)千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催された『RWS JAPAN 2024』。 【写真】試合後、応援に来ていた子供たちとの記念撮影に応じる名高 今大会で行われた2つのラジャダムナンスタジアム認定タイトルマッチ。セミファイナル(第15試合)のバンタム級(53.5kg)タイトルマッチ3分5Rでは、41戦負け無しのムエタイ界のスーパースターである王者クンスックレック・ブームデックシアン(タイ)を、まだ13戦目、ムエタイルールでは2戦目の松田龍聖(大原道場)が2RでKO。王座を奪取するという衝撃的な大番狂わせが起こった。 メインイベント(第16試合)のスーパーフライ級(52.16kg)タイトルマッチ3分5Rでは、王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が同級3位のジョムホート・コースワンタット(タイ)からダウンを奪う完勝で2度目の防衛に成功した。 この2人のラジャダムナン日本人王者の試合後エピソードを、RWS JAPANの佐々木洋平代表が自身のSNSにて明かしている。 佐々木代表によれば、試合後、松田は大切そうにチャンピオンベルトを持っていたが、RWSから「このベルトは一度タイに持ち帰って改めて用意します」と伝えられたという。そこでRWSのマッチメイカーでもあるエイワスポーツジムの中川会長が、エントランスに飾ってあった名高のラジャダムナン王座のベルトを持ってきて、名高に「ベルトが届くまで松田くんに貸しててあげて」と聞いた。 松田は名高との対戦を表明しており、名高も「中間の体重ならいつでも受ける」と2人とも対戦には同意している関係だが、名高も「わかりました」と即答。松田は「ラジャのベルトを持って寝ます」と持って帰れることを喜んだという。 この一連のやり取りを見ていた佐々木代表は「こんな人たちがやっぱりチャンピオンになったり人を育てているんだと思った」と綴っている。
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