サルやチンパンジーのエサ盗む 天王寺動物園の飼育員を書類送検
天王寺動物園(大阪市天王寺区)で保管されていた動物用のエサを盗んだとして大阪府警天王寺署が窃盗の疑いで、同園の飼育員の40代男を書類送検したことが21日、捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者などによると、男は園内の調理場から動物用のエサとして保管されていた野菜や果物を盗んだ疑いがある。 エサはサルやチンパンジーなどに与えるもの。男は当時、動物の世話や管理を行う飼育展示課に所属していた。 少なくとも事件の1カ月以上前から在庫のエサが減っており、同園が天王寺署に被害届を提出。10月1日、天王寺署に窃盗容疑で任意同行を求められ以降、出勤停止となっていた。