アイクトコンソーシアム 大手IT企業などで構成する一般社団法人と戦略策定協定締結
福島県会津若松市の一般社団法人AiCT(アイクト)コンソーシアムは10日、大手IT企業などで構成する一般社団法人オープンガバメント・コンソーシアム(OGC、東京都)と戦略策定協定を結んだ。情報通信技術(ICT)を暮らしに生かす会津発スマートシティの実績・知見を基にして、全国の自治体や企業にデジタルサービスを普及させる仕組みを構築する。 両者は全国展開の基盤として、データ間の接続仕様「API」の活用を促し、地域を越えたサービス連携を目指す。API導入に向け、OGCが教育コンテンツや参考となるプログラムを制作し、普及活動に取り組む。両コンソーシアム会員企業のITサービス業「ブリスコラ(東京都)」が専門とするAPI領域で技術的なサポートを手掛ける。 アイクトコンソーシアムの海老原城一代表理事とOGCの松口裕重代表理事が協定書を交わした。