【ビッグバン】連敗からの脱出を目指す大輝がキャラ変、2階級制覇を達成して「K-1に乗り込みたい。ビッグバンで3階級を狙いたい」
2024年3月10日(日)東京・後楽園ホール『Bigbang・統一への道 其の48』の前日計量が9日(土)都内にて行われた。 【写真】目も肌もギラつかせる大輝 メインイベント第2試合ミドル級(72.5kg)王座決定戦に出場する大輝(ハリケーンジム/Bigbangウェルター級王者)は72.30kg、高木覚清(RIKIX/ミドル級)は72.20kgで計量をパスし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。 大輝は地下格闘技やAJKN(オールジャパンキックボクシングネットワーク)で試合を重ね、プロ3戦目で元MA日本ミドル級王者・井原浩之を判定で下してAJKN王者に。昨年4月に野村太一を破ってBigbangウェルター級王座を獲得し、今回は同団体で2階級目のタイトルに挑戦する。前回は昨年12月に体重超過の上、畠山隼人に判定負け。 対する高木は、戦績19戦11勝(3KO)7敗1分。前回は昨年12月に藤村大輔と対戦。藤村が偶然のバッティングで出血してドクターストップとなり、2Rまでの裁定となったが判定勝利した。 計量パスした大輝はトレードマークのサングラスをかけずに会見に登場し「ここまで、真面目にやってきました」と、これまでのイケイケキャラから一転してのマジメキャラに徹していた。その理由を聞くと「2連敗なんでね。今は、このキャラでいきます」と大輝は、イケイケキャラを封印すると宣言した。 高木は大輝とは対照的に、おっとりタイプ。ゆったりとした口調で「初代ミドル級の王座決定戦、気合入っています。初のメインなんで、しっかりがんばりたい」と丁寧に話し、会見を和やかなムードにした。 大輝は高木の印象について「みやぞん!」と、タレントでお笑い芸人のみやぞんに似ていると笑った。これを聞いた高木は「中学生の時、みやぞんに似ているとよく言われました。でも、最近は言われていなかったんで、久しぶりだなと思いました」と微笑んだ。 あまりにも対照的なキャラクターなので、学生時代にこういうタイプはいたか聞かれると大輝は「ああ、いましたね。よくケーキを買って親と家まで謝罪に行った記憶があります」とブラックジョークを飛ばせば、高木は「僕はイジメられていないですよ」と笑って否定した。 今は大人しい大輝だが、「明日は結果を出してK-1に乗り込みたい。ビッグバンで3階級を狙いたい」と2階級制覇後の構想をぶち上げてらしいところも見せた。 明日は大輝の復活か、高木の台頭か。 <全計量結果> ▼第12試合 メインイベント第2試合 ミドル級王座決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール 大輝(ハリケーンジム/Bigbangウェルター級王者)→72.30kg 高木覚清(RIKIX/ミドル級)→72.20kg ▼第11試合 メインイベント第1試合 ライト級王座決定戦 3分3R延長1R ビッグバンルール 石田勝希(RKS顕修塾/元MA日本キックSライト級王者)→61.00kg 目黒翔大(優弥道場)→61.00kg ▼第10試合 フェザー級王座決定戦 3分3R 延長1R ビッグバンルール 竹添翔太(インスパイヤードモーション)→56.90kg 久保一馬(FIGHT CLUB 428)→56.00kg ▼第9試合 3分3R ウェルター級 ビッグバンルール 山際和希(谷山ジム/第7代 Krush ウェルター級王者、’17K-1 世界ウェルター級トーナメント3位)→66.60kg 松山 翔(菅原道場/MA日本キックSウェルター級王者)→66.60kg ▼第8試合 64Kg契約 3分3R ビッグバンルール 琢磨 (OFA/Bigbang Sライト級王者)→63.80kg 昇也(士魂村上塾/MA日本キックSライト級王者、元 BigbangSライト級王者)→64.00kg ▼第7試合 62Kg契約 3分3R ビッグバンルール 林 京平 (湘南格闘クラブ/元Bigbangライト級王者)→61.90kg 弘・センチャイジム(センチャイムエタイジム/イノベーションSライト級8位)→61.90kg ▼第6試合 フェザー級 3分3R ビッグバンルール 宮﨑勇樹(FLY SKY GYM/MA日本キックフェザー級王者)→57.00kg 小巻海斗(真樹ジム AICHI)→56.90kg ▼第5試合 バンタム級 3分3R ビッグバンルール 愛瑠斗 (健成会)→53.40kg 井上海山(POWER OF DREAM)→53.10kg ▼第4試合 Sライト級 3分3R ビッグバンルール 松本和樹(T-GYM)→63.10kg 寛樹(谷山ジム)→63.00kg ▼第3試合 フライ級 3分3R ビッグバンルール 小寺雄太(谷山ジム)→50.70kg 上遠野寧吾(POWER OF DREAM)→50.70kg ▼第2試合 57kg契約 3分3R ビッグバンルール 修羅斗(谷山ジム) →56.90kg 寛心(士魂村上塾)→56.70kg ▼第1試合 57.5Kg契約 3分3R ビッグバンルール 高田 優 (湘南格闘クラブ) →57.40kg 荒井大輔(T-GYM)→57.40kg ▼オープニング 55Kg契約 3分3R ビッグバンルール 坂本侑生(ファイティングアカデミー ドラゴンテイル)→54.20kg 小野田元樹(谷山ジム小田原道場)→54.80kg
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【UFC】バンタム級王座戦オマリーvs.ヴェラ、ライト級ポイエーvs.サンデニ、MVPがホランドに判定勝ち、マダレナがバーンズ下し17連勝! ヤンがヤドン下す、ブレイズが鉄槌19連打TKO、ガムロがRDA下す
- 【KNOCK OUT】6月対決が決定、鈴木千裕「正々堂々と本気で殴り合いたい」五味隆典「20年前の五味隆典を千裕に見せてやろうかな」
- 【GLORY】ヘビー級8人制ワンナイトトーナメントは“キング・オブ・キックボクシング”リコ・ヴァーホーベンが決勝KO勝ちで優勝
- 【K-1】皇治が秋山成勲との対戦を提案「立ち技でしか絶対にしないですけれど」秋山は「みんなが見たいと思うのであれば」
- 【ONE】チャトリCEO「日本のトップアスリートと次世代アスリートに本格的に投資するのはこれが初めてになる」