入札情報を外部に漏らした罪 町職員を略式起訴 町長「深くおわび」【長野・小布施町】
入札に関する情報を外部に漏らしたとして、小布施町の職員が13日、略式起訴されました。 ■小布施町・桜井昌季 町長 「町政に対する信頼を著しく失墜したこと、誠に申し訳なく、深くおわび申し上げます」 官製談合防止法違反などの罪で略式起訴されたのは、小布施町・建設水道課の男性職員(61)です。起訴状などによりますと2022年12月、町が発注した水道関連の3件の業務の入札を巡り、予定価格の情報を外部に漏らしたなどとされてます。 また、価格の情報を得ていた長野市の男性会社員(72)も13日、略式起訴されました。 一方、2人は3年前の工事の入札でも、情報漏えいがあったとして書類送検されていましたが、この容疑について長野地検は不起訴処分としました。 町は再発防止に努めるとともに、今後、略式起訴された職員の処分を検討するとしています。