背後から襲ったか 原爆ドーム付近で観光客襲った男を送検 広島中央署
広島市中区の原爆ドームそばで観光客を包丁で突き刺そうとしたとして西区の無職男(42)が殺人未遂容疑で現行犯逮捕された事件で、男が男性を背後から襲ったとみられることが27日、広島中央署への取材で分かった。 同署によると、目撃者の聞き取りなどから、男は25日午前11時20分ごろ、男性を背後から襲い、その後に腹を狙ったという。男性の体に傷はなく、服にも刺されたことを示す明らかな跡はなかった。男と男性は面識がなく、トラブルもなかったことも分かっている。 男は、現場にいた男性の親族に包丁を取り上げられ、通報を受けて駆け付けた警察官に取り押さえられた。同署は27日、男を殺人未遂と銃刀法違反の疑いで送検した。
中国新聞社