『ELDEN RING』のDLCが「ウィッチャー3」のDLCを抜いて過去最高の評価を獲得 CD PROJEKT REDがフロム・ソフトウェアを祝福
『ELDEN RING』のDLCが「ウィッチャー3」のDLCを抜いて過去最高の評価を獲得 CD PROJEKT REDがフロム・ソフトウェアを祝福
『ELDEN RING』のDLC「SHADOW OF THE ERDTREE」が、『ウィッチャー3 ワイルドハント - 血塗られた美酒』を上回りDLCとして史上最高の評価を獲得したことを受け、『ウィッチャー3 ワイルドハント』の開発元CD PROJEKT REDがフロム・ソフトウェアを祝福した。 「ELDEN RING: SHADOW OF THE ERDTREE」画像・動画ギャラリー 記事掲載時点でMetacriticにおける「SHADOW OF THE ERDTREE」のメタスコアは95点。対する「血塗られた美酒」のメタスコアは92点だ。 「SHADOW OF THE ERDTREE」はIGN USのレビュー(英語記事)で10点満点を獲得。「本編がそうであったように、『SHADOW OF THE ERDTREE』もシングルプレイDLCの基準を引き上げた。本編を際立ったRPGにしたすべての要素を取り入れ、比較的コンパクトな20~25時間のキャンペーンへ凝縮し、熱狂的なファンが夢中になるような素晴らしい新たなチャレンジを与えてくれる」と評している。 2016年に発売された「血塗られた美酒」は当時、IGN USのレビュー(英語記事)で9点を獲得。「『血塗られた美酒』は、強力なキャストや新アイテムのおかげでゲラルトにふさわしい餞別となっている」と評価している。 CD PROJEKT REDはX公式アカウントにて、『ELDEN RING』を開発するフロム・ソフトウェアに対してDLCの発売を祝うとともに、自社スタッフが6月21日の発売に向けて準備していたことも明かしている。 「過去8年間、『ウィッチャー3 ワイルドハント - 血塗られた美酒』はRPGの拡張コンテンツとしてもっとも高い評価を得ていました」とCD PROJEKT REDは述べている。「ですが今回、『ELDEN RING』がその座に就きました。素晴らしい仕事を成し遂げたフロム・ソフトウェアの皆さん、おめでとうございます!」 CD PROJEKT REDのスタッフが「SHADOW OF THE ERDTREE」に向けて準備をしていたというのは、DLCにアクセスするための条件があるからだ。本編で任意のボスを倒すなど、事前にいくつかの要素をクリアしておかなければならない。 「SHADOW OF THE ERDTREE」は、IGN JAPANのレビューでは8点を獲得。「バラエティ豊かな新武器種や魔法、手強くも心地よいボス戦という魅力は見過ごせないが、明らかに足りていない新規のザコ敵と無駄に広いと言えるエリアなど完成度の低さも散見される」と評している。 CD PROJEKT REDに関しては、現在「ウィッチャー」シリーズの世界を舞台にした新作「Polaris」(開発コード名)を開発中だ。こちらの発売は早くても2025年だが、おそらくそれよりも先になるだろう。このほかにも、初代『ウィッチャー』のリメイク版とマルチプレイのスピンオフ作品というさらに2本の「ウィッチャー」関連作が開発されている。
Wesley Yin-Poole
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