休館続くのとじま水族館 62匹の飼育動物を県内外へ移動する目途立ったと発表
能登半島地震によって休館が続く石川県七尾市ののとじま水族館は2日、飼育している62匹の動物について県内外の施設へ移動するめどがたったと発表しました。 能登半島地震で大きな被害を受けたのとじま水族館では地震翌日の1月2日から休館が続いています。 こうした中、2日までにゴマフアザラシやコツメカワウソ、フンボルトペンギンなど9種類62匹を能美市のいしかわ動物園や福井県の越前松島水族館などに移す目途がたったということです。 のとじま水族館の境谷仁館長は「引き続き、弊館に残る魚類を中心とした生物の飼育環境の維持に努めるとともに、管内設備の破損状況の確認及び復旧に着手して参ります」とコメントしています。 のとじま水族館ではこれまでにジンベエザメ2匹が地震の影響で死亡しました。
北陸放送