第93回選抜高校野球 下関国際「ベスト8以上 目標に」 監督と選手ら市長表敬 /山口
<センバツ甲子園> 3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)への出場が決まった下関国際の坂原秀尚監督(44)と選手らが1日、下関市役所に前田晋太郎市長を表敬訪問した。 冒頭、山口和也校長が出場を報告。続いて、前田市長が「大会までの残り時間も体調管理に気を付け、市民に喜びをもたらしてくれる戦いを大いに期待しています」と激励し、記念として硬球2ダースを贈った。 1年生の賀谷勇斗主将(16)は「自分たちは3年前、夏の甲子園で下関国際がベスト8になったのを見て入学しました。まずはベスト8以上を目標に戦い、コロナ禍で大変な思いをしている方にも元気を届けたい」と抱負を述べた。 坂原監督は「春は一勝もしていないので、初戦を一番良い状態で臨ませ、夏のベスト8を超えるように準備していきたい。ほとんどの選手が寮生活をしており、新型コロナなど感染症対策面での施設管理も気を付け、まずは我々大人が見本となってしっかり指導していきたい」と話した。【部坂有香】 〔山口版〕