【最新】岡山県内2市1町で投票用紙二重交付 衆院選と知事選の期日前投票所
岡山市東区、南区の両選管は23日、衆院選と岡山県知事選の期日前投票所を設けている上道地域センター(同市東区東平島)と興除地域センター(同市南区中畦)で、有権者各1人に衆院選と最高裁裁判官国民審査の投票用紙を二重交付したと発表した。 両選管によると、二重交付したのは17、22日に上道センターを訪れた60代男性と、21、23日に興除センターを利用した70代女性。いずれも初回に知事選を含めた全ての投票を済ませたが、再度訪れ、衆院選と国民審査の投票を行った。 両投票所とも受け付けした際、パソコンには投票済みと表示されたが、対応した派遣職員が見落とした。 22、23日の点検作業で、投票者数に対して衆院選の小選挙区と比例代表、国民審査の投票用紙の交付枚数がそれぞれ1枚多いことに気付いた。他の票と区別できないため有効票として扱う。
◇ 高梁市選管は23日、市備中地域局(同市備中町布賀)の衆院選と岡山県知事選の期日前投票所で、有権者1人に衆院選小選挙区の投票用紙を誤って二重交付した可能性が高いと発表した。 市選管によると、23日午前10時ごろ、市職員が投票用紙の残り枚数を確認したところ、小選挙区の用紙が1枚少ないことに気付いた。用紙は受け付け開始の午前8時半から12人に交付しており、このうち1人に2枚渡したとみられる。 2枚とも投票されたとしても他の票と区別がつかないため、有効票として扱う。
◇ 岡山県美咲町選管は23日、町役場に設けた衆院選と知事選の期日前投票所で、有権者1人に衆院選小選挙区の投票用紙を二重交付した可能性があると発表した。 町選管によると23日午後1時10分ごろ、投票用紙の残り枚数の確認で、小選挙区用の用紙が1枚足りないことに気付いた。受け付け開始から交付した89人のうちの1人に2枚渡したとみられる。2枚とも投票された場合も有効票として扱う。