【長崎】オランダ海軍 フリゲート艦「トロンプ」甲板を日本初公開
NCC長崎文化放送
10日(月)から長崎港に停泊しているオランダ海軍のフリゲート艦「トロンプ」の甲板が公開されました。 【写真】オランダ海軍 フリゲート艦「トロンプ」甲板を日本初公開
「トロンプ」は、全長約144メートル、総トン数6048トン。 3月にオランダを出港し、6月9日(日)、九州の西方で海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」と初めての共同訓練を行い、長崎港に寄港しました。 宇佐美武史記者: 「オランダ海軍のフリゲート艦『トロンプ』の甲板の上が日本のメディアに初めて公開されます」 前方甲板には、127ミリ砲や、ミサイルの発射口など防空のための武器を完備しています。 宇佐美記者: 「こちらがトロンプの内部です。この船に約200人の兵士が乗っているということです」 今回の寄港は「国際水域における自由航行の権利に対し、オランダの責任ある関与を示す」ほか、来年、交流425周年を迎える日本とオランダの「永続的で進化する友情」を表しています。 駐日オランダ王国大使館 ヒルス ベルホー・プルッフ次期大使: 「航行の自由を守るという観点から、貿易や文化交流、友情が強化されることが重要です」 オランダ海軍フリゲート艦「トロンプ」 イヴォンヌ・ファン・ブーゼコム艦長: 「乗組員たちの多くが原爆資料館に訪問し、私もきのう行きました。長崎の歴史を踏まえて今の活気ある長崎を見ると、とても感銘を受けた。今も長崎には被爆の惨禍を語る場所があり、二度と同じようなことが起きてはならないと思った」 「トロンプ」は、14日(金)長崎港を出港します。
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