元西武・呉念庭、台湾プロデビュー 初打席でヒット放つ 台鋼ホークスに新加入
(台北中央社)台湾プロ野球・台鋼ホークス新加入の呉念庭内野手(元西武)は1日、本拠地の澄清湖野球場(南部・高雄市)で行われた富邦ガーディアンズ戦に代打で出場し、初打席で初ヒットを放った。日本の大学を卒業後に西武に入団した呉にとって、台湾プロデビュー戦となった。 呉は七回裏、3-7と劣勢の展開でバッターボックスに入り、富邦の王尉永投手を相手に6球目を打って右翼への安打を決めた。一塁に出塁し、代走を送られてベンチに戻ったものの、陳文杰外野手がタイムリーを放ち得点につながった。だがその後も相手の打線が好調で、5-13で敗北を喫した。 呉は先月28日に行われた台湾プロのドラフトで台鋼から1巡目(全体2位)で指名を受け、29日に球団と契約したばかり。30日には澄清湖野球場で入団式が行われた。背番号は67。3年6カ月契約、総額3600万台湾元(約1億7900万円、出来高含む)という。 (謝静雯/編集:田中宏樹)