信州の“公務員ランナー”重見さん 「走る村おこし」へウルトラマラソン連勝
夜スタート「睡魔で倒れそうだった」
売木村では今年で3回目になる「うるぎトライアルRUN」を重見さんのプロデュースで10月に予定。フルマラソン、ハーフマラソン、ノルディックウオーキングなどで「走る村うるぎ」をアピールします。 優勝報告で売木村の清水秀樹村長とともに県教委の原山隆一教育長を訪れた重見さんは「レースは午後9時スタートで、睡魔に襲われ倒れそうになった。夜は寒く、体を順応させながら走った」と過酷な競技を振り返り、「仕事をしっかりやらないと陸上の神様に叱られるので、4か月前から練習の時間をどう生み出し、活用するか考えながら準備しました」と説明。 また「職場の皆さんや村からいただいた、さまざまな配慮に感謝しています。今後、スポーツ合宿の誘致促進などで村が活性化すればうれしい」と、「走る村」への期待を膨らませていました。 【ことば】ウルトラマラソン…42.195キロを超えるマラソンで、「100キロメートル」など一定の距離、区間を走るレースや、「24時間走」など一定の時間で走る距離を競うレースがある。 ※写真は売木村と重見選手の提供
------------------------------------- ■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説