キャサリン妃の母親は "かなりの策略家"? ウィリアム王子とくっつけようとした「黒幕」説の真相はいかに
『ザ・クラウン』最終シーズンである第6シーズンにて、若き日のキャサリン妃は母親のキャロル・ミドルトンに電話をかけ、彼女が出演する予定のチャリティ・ファッションショーにウィリアム王子が来ることを伝える。 【写真】めったに見せない「イチャイチャ」な瞬間♡ キャサリン妃&ウィリアム王子の貴重なラブモーメント17 「彼はあなたがシングルだってことを知っているの?」と、イヴ・ベスト演じるキャロルが尋ねると、「ママったら!」とメグ・ベラミー演じるキャサリン妃は笑みを浮かべながらも声を上げる。 「それなら、ウィリアム王子に知らせる方法を見つけましょう」とキャロルは言う。娘のキャサリン妃は微笑みながら、「正直言って、ベネット夫人よりひどいわ」と答える。 ベネット夫人とは、ジェーン・オースティンの長編小説『高慢と偏見』に登場する中流階級の女性で、娘たち全員の結婚と経済的な安定を望む策略家として描かれるキャラクター。ライターのレイチェル・ダンフィがLitHubで書いているように、ベネット夫人は「子どもたちの状況を真剣に受け止め、その将来を確かなものにするために精力的に働く。娘たちが裕福な男性に気に入られるよう、彼女は無限のシナリオを企てるのです」。 キャサリン妃がウィリアム王子と出会い、後に結婚するきっかけを作ったのはキャロル・ミドルトンだというのは一説にすぎないが、『ザ・クラウン』がキャロルとベネット夫人を重ねていることは明らかだ。 一方キャロルはこの憶測を気にしておらず、よく知りもしないという。2018年のインタビューでは次のように語っている。 「みんながどう思っているかは知っておいたほうがいいと思ったけれど、それで何か変わるわけではありません。自分がまわりからどう思われているかはよくわからないけれど、それはいつでもそういうものですよね」。同インタビューの別の部分では、「何も言わない方が賢明だということも分かってきました」とも話した。 英王室の直近25年間について語った『The Palace Papers: Inside the House of Windsor - the Truth and the Turmoil(原題)』の中で、著者のティナ・ブラウンは、「キャサリン妃が今の地位を築くことができたのは、ロイヤル・ロマンスの交渉における母親の機転の利いた助けなしにはありえない」と書いている。