阿部監督の“お墨付き”…?巨人、評価が急上昇している選手(1)ジャイアンツの救世主は”今季絶望“か
2024年シーズンも100試合以上を消化しているプロ野球。4年ぶりのリーグ優勝を目指す読売ジャイアンツでは、坂本勇人や門脇誠など、主力選手の不調も目立っている。しかしながら、その穴を埋めるように、新戦力などの躍動も光っている。そこで今回は、今シーズンに評価を急上昇させている巨人の選手を取り上げる。
エリエ・ヘルナンデス
・投打:右投右打 ・身長/体重:185cm/89kg ・生年月日:1994年11月21日 ・経歴:アメリコルーゴ校 - レンジャーズ 今季5月に読売ジャイアンツに加入したエリエ・ヘルナンデス。シーズン途中加入選手の成功は難しいと言われる中、救世主的な存在となっていた。 昨季はマイナー傘下3Aで、最多安打(165安打)を獲得したヘルナンデス。今季もマイナーリーグでプレーしていたが、ルーグネッド・オドーア(現:ヤンキース)が開幕直前に退団したこともあり、シーズン途中に巨人入りが決まった。 加入後は、まさに打線の起爆剤となった。NPBデビュー戦から安打を記録すると、5月30日のソフトバンク戦では来日初アーチとなる3ランホームランを記録。 その後も目覚ましい活躍を続け、56試合に出場して打率.294、8本塁打、30打点をマーク。外野守備でも好プレーを見せるなど、攻守に奮闘していた。 そんな中、8月11日の中日戦の守備機会で左手首を負傷。そのまま交代を強いられると、患部の骨折と診断され、無念の離脱が決定した。 今季絶望の可能性もあるだけに、チームにとって大きな痛手となっている。
ベースボールチャンネル編集部