『虎に翼』第14週「女房百日 馬二十日?」を振り返る 航一(岡田将生)の登場
NHK連続テレビ小説『虎に翼』(土曜日は1週間の振り返り)。第66話から第70話までの第14週「女房百日 馬二十日?」を振り返る。 【写真】寅子(伊藤沙莉)に頭を下げる穂高(小林薫) 第66話では、りつ子(菊地凛子)の言葉を受けて寅子(伊藤沙莉)のもとには連日多くの人が法律相談で押し寄せるように。“日本一有名な裁判官”となった寅子のもとに、桂場(松山ケンイチ)と久藤(沢村一樹)から仕事とは別に、最高裁長官・星朋彦(平田満)の本の改稿作業の手伝いをお願いされる。寅子は星長官の息子で、横浜地裁の判事である航一(岡田将生)と出会う。 第67話では、本の改稿作業に星長官は顔を出さず、寅子は航一と2人で作業をすることに。毎晩のように改稿作業をする寅子。仕事抜きで法律と向き合うことができる時間が何よりも生きがいとなっていた。しかし、その分家族との時間は減っていた。星長官は本の出版を前に亡くなる。 第68話では、寅子は日本人の男性とフランス人の女性の離婚調停を担当する。2人のもとに生まれた栄二(中本ユリス)は、窃盗事件を3度も繰り返して、現在、少年部で調停中。彼の両親はともに親権を手放したがっており、寅子は苦心する。 第69話では、栄二の心を開くことができない中、寅子は穂高(小林薫)が最高裁判事を退任することを知らされる。桂場に手伝ってくれと言われ、うっかり引き受けてしまった寅子。気まずい気持ちのまま退任記念の祝賀会に出席する。桂場、久藤、多岐川(滝藤賢一)らが集まる中、寅子は穂高の言葉に真っ向から意見する。 第70話では、祝賀会の翌日、穂高と寅子はお互いの立場から遠慮せずに想いをぶつけ合う。一方、栄二は寅子の言葉をきっかけに、頼りたい人の存在を思い出す。
リアルサウンド編集部