佐野元春にアジカン、鋼鉄リレー……「ライジングサン」に北の大地が熱狂
《miwa》 「RAINBOW SHANGRI-LA」でアコースティックギター片手に弾き語りを展開したmiwaさん。客席は熱狂的なファンで埋め尽くされ、miwaさんもMCの中で「後ろの方も聞こえていますか?」と問いかけるほど多くのオーディエンスを集めました。 《SCOOBIE DO》 リハーサルから全力投球の演奏で盛り上げたSCOOBIE DO。久々の「BOHEMIAN GARDEN」での演奏ということで、本編のセットリストには入っていない楽曲をリハーサルで披露、2度美味しいライブでした。 《plenty》 小雨がぱらつく中、「RAINBOW SHANGRI-LA」でライブを披露したplenty。会場がテント状ということもあり、どんどんお客さんが入ってくる状況。途中、晴れ間が差し、浮遊感ある楽曲と太陽光がシンクロするライブとなりました。 《LOUDNESS~聖飢魔II》 30年にわたり日本のへヴィメタル界を支えてきた両巨頭が集う鋼鉄リレーが繰り広げられた「EARTH TENT」。多くのオーディエンスがそのまま残っていたとか。メンバーが出てくるたびに大歓声が起こり、圧倒的な演奏を聴かせました。ちなみに聖飢魔IIのステージでは、収容人数4000人を超えるオーディエンスが、テント外に集まるというエポックメイキングなものとなりました。 《Nothing’s Carved In Stone》 ライブモンスターの異名をとるNothing’s Carved In Stoneが、新曲を交えながら流石のライブを展開。そのオーディエンスのノリに応えるように、ヴォーカルの村松拓さんは人生初のコール・アンド・レスポンスをしてしまったそうです。
《東京スカパラダイスオーケストラ》 恒例の花火タイムを挟んで、深夜帯に突入。RSRの常連でありながら、初の「RED STAR FIELD」登場となった東京スカパラダイスオーケストラ。途中、かつてスカパラの窮地を救ったドラマー・中村達也との共演などビッグサプライズを用意してくれていました。 《a flood of circle》 RSRでは稀な2年連続出場を果たし、「RED STAR FIELD」の大トリを任されたのは、ロックンロールの正統継承者・a flood of circle。ハイテンションのライブパフォーマンスでアンコールを誘発、最後はヴォーカル・ギターの佐々木亮介さんが弾き語りで締めくくりました。 そしていよいよ夜明け。あいにくの曇り空だったため、空がだんだんと赤くなっていくという感じでしたが、多くのオーディエンスが「あけましておめでとうございます」と声を掛け合い、来年同じ場所での再会を誓っていました。 毎年新たな試みが行われ、どんどん進化していくRSR。来年はどのような景色が見られるのでしょうか。 (橋場了吾/REAL MUSIC NAKED)