過去には「アベノミクス円安」、「トランプ・ラリー」で米ドル急騰も…日米新政権誕生でも米ドル高・円安に限界がある理由【国際金融アナリストが解説】
「アベノミクス円安」と何が違うか?
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日本の新総理、そして米国では新大統領が誕生する見込みとなっています。過去においては、新政権の誕生で為替相場も大きく一方向に動いたことがありました。代表例は、2012年12月、安倍政権誕生を受けた「アベノミクス円安」、そして2016年11月、トランプ政権誕生を受けた「トランプ・ラリー」の米ドル急騰でしょう。では今回はどうか。私は、米ドル高・円安への反応は限られるのではないかと考えています。
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吉田 恒