ジムニーの本領を発揮する雪道ドライブ! でも、意外な落とし穴が?
まずは安全な場所でスタック状態の動作を確認。雪道装備の携行も忘れずに
初めて雪道を走る、初めてパートタイム4WDシステムを使うというジムニーオーナーにオススメしたいのは、まずシステムの体験だ。深雪が残っているホテルやスキー場などの駐車場で敢えてスタック状態にして、4HのESP作動状態、4HのESPカット状態、そして4Lのそれぞれでクルマの動き方がどう変わるのかを体験していただきたいのである。これを行うのは、随時レスキューが頼めるシチュエーションでというのがポイントだ。 4WD巧者であれば、こういった経験は蓄積済みだと思うが、知らないうちはスタックでパニックになることが多い。大したことのないスタックで、何時間もロードサービス待ちをするのは忍びない。もし、体験前にスタックしてみたら、『まずはESPをOFFにする、それでも脱出できない場合は4Lに入れる』という手順を覚えておいてほしい。 そして、ジムニーと言えども、雪用タイヤの装着、スノースコップ、牽引ロープの携行など、スノードライブの準備は万全に行っていただきたい。
山崎友貴