3人制は男女とも五輪出場ならず…東野智弥技術委員長「抜本的な見直しが必要」
9月11日、日本バスケットボール協会(JBA)がメディアブリーフィングを開催。東野智弥技術委員会委員長が3x3日本代表について言及した。 3x3日本代表は「FIBA 3×3 バスケットボール オリンピック予選(OQT)」に進んだものの、男子は予選敗退、女子は準々決勝敗退。ともに上位3チームに与えられる本大会の出場権獲得を逃した。 OQTでは、男子はトーマス・ケネディ(富山グラウジーズ)、保岡龍斗(ファイティングイーグルス名古屋/ALPHAS.EXE)、小澤崚(ALPHAS.EXE)、三谷桂司朗(広島ドラゴンフライズ)と、主に5人制を本職とするメンバー構成。女子は高田静(ENEOSサンフラワーズ)、中田珠未(ENEOS※2023-24シーズンをもって現役引退)、宮下希保(富士通レッドウェーブ)、高橋未来(デンソーアイリス)のWリーガー4人が出場した。 東野技術委員長は「オリンピック予選を突破できなかった厳しい現実があります。5人制の選手を3人制に起用する強化体制でしたが、抜本的な見直しが必要です。5人制から切り離し、3×3独自の強化体制を構築していきます」とコメント。「FIBA 3×3 U18ワールドカップ2024」で銀メダルを獲得した3×3女子U18日本代表を含め、世代別日本代表が国際大会で結果を残していることに触れつつ、「世代交代も大きく視野に入れていきます。抜本的な見直しをしていくための後任人事について、今まさに積み上げているところです」と話した。
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