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2024年のローレンス・オリヴィエ賞のノミネーションが、昨日3月12日に発表された。 「ディア・イングランド」は日本の映画館で上映予定 今年のローレンス・オリヴィエ賞で、ミュージカルリバイバル賞をはじめとする最多11部門にノミネートされたのは、ジェイミー・ロイド演出によるミュージカル「サンセット大通り」。アンドリュー・ロイド・ウェバー作曲のミュージカルを、ニコール・シャージンガーとトム・フランシスの主演で立ち上げた。 演劇部門では、ナショナルシアターの「ディア・イングランド」が、作品賞を含む9部門でノミネートを獲得。本作はジェームズ・グレアムがイングランドのサッカー代表チームを描いた新作で、ルパート・グールドが演出を手がけた。エレン・ケインとハネス・ランゴルフが振付を担った本作は、演劇部門で唯一、振付賞にもノミネートされている。なお「ディア・イングランド」は既報の通り、ナショナル・シアター・ライブ（NTLive）の1作品として、3月22日から日本の映画館でも上映される。 ローレンス・オリヴィエ賞の授賞式は4月14日にロイヤル・アルバート・ホールで開催される。ノミネートの全リストは以下の通り。 ■ 2024年ローレンス・オリヴィエ賞ノミネート 一覧 □ 演劇部門 作品賞 「Dear England」 「The Hills Of California」 「The Motive And The Cue」 「Till The Stars Come Down」 リバイバル賞 「The Effect」 「Macbeth」 「Shirley Valentine」 「Vanya」 コメディ賞 「Accidental Death Of An Anarchist」 「Stephen Sondheim’s Old Friends」 「Stranger Things: The First Shadow」 「Vardy V Rooney: The Wagatha Christie Trial」 主演男優賞 ジョセフ・ファインズ（「Dear England」） マーク・ゲイティス（「The Motive And The Cue」） ジェームズ・ノートン（「A Little Life」） アンドリュー・スコット（「Vanya」） デヴィッド・テナント（「Macbeth」） 主演女優賞 ローラ・ドネリー（「The Hills Of California」） ソフィー・オコネドー（「Medea」） サラ・ジェシカ・パーカー（「Plaza Suite」） シェリダン・スミス（「Shirley Valentine」） サラ・スヌーク（「The Picture Of Dorian Gray」） 助演男優賞 ウィル・クローズ（「Dear England」） ポール・ヒルトン（「An Enemy Of The People」） ジャイルズ・テレラ（「Clyde’s」） ルーク・トンプソン（「A Little Life」） ズービン・ヴァルラ（「A Little Life」） 助演女優賞 ロレイン・アシュボーン（「Till The Stars Come Down」） プリヤンガ・バーフォード（「An Enemy Of The People」） ヘイドン・グウィン（「When Winston Went To War With The Wireless」） ジーナ・マッキー（「Dear England」） タニヤ・レイノルズ（「A Mirror」） □ ミュージカル部門 作品賞 「The Little Big Things」 「Next To Normal」 「Operation Mincemeat」 「A Strange Loop」 リバイバル賞 「Groundhog Day」 「Guys & Dolls」 「Hadestown」 「Sunset Boulevard」 主演男優賞 デイヴィット・カミング（「Operation Mincemeat」） トム・フランシス（「Sunset Boulevard」） ダニエル・メイズ（「Guys & Dolls」） チャーリー・ステンプ（「Crazy For You」） 主演女優賞 ナターシャ・ホジソン（「Operation Mincemeat」） ケイシー・レヴィ（「Next To Normal」） ニコール・シャージンガー（「Sunset Boulevard」） マリーシャ・ウォーレス（「Guys & Dolls」） 助演男優賞 ジャク・マローン（「Operation Mincemeat」） セドリック・ニール（「Guys & Dolls」） デイビッド・サクストン（「Sunset Boulevard」） ジャック・ウルフ（「Next To Normal」） 助演女優賞 グレース・ホジェット・ヤング（「Sunset Boulevard」） ゾーイ・ロバーツ（「Operation Mincemeat」） エイミー・トリッグ（「The Little Big Things」） エレノア・ワージントン・コックス（「Next To Normal」） 音楽における傑出した功績 トム・ブレイディ（「Guys & Dolls」の音楽監督・アレンジに対して）、チャーリー・ローゼン（「Guys & Dolls」の編曲に対して） マット・ブリンド（「Just For One Day」の音楽監督・アレンジ・編曲に対して） スティーヴ・シドウェル（「Operation Mincemeat」の編曲に対して）、ジョー・バンカー（「Operation Mincemeat」の音楽演出に対して） アラン・ウィリアムズ（「Sunset Boulevard」の音楽監督・演出に対して） □ 両部門 演出賞 スティーヴン・ダルドリー＆ジャスティン・マーティン（「Stranger Things: The First Shadow」） ルパート・グールド（「Dear England」） ジェイミー・ロイド（「Sunset Boulevard」） サム・メンデス（「The Motive And The Cue」） 振付賞 ファビアン・アロイーズ（「Sunset Boulevard」） エレン・ケイン＆ハネス・ランゴルフ（「Dear England」） アーリーン・フィリップス with ジェームズ・カズンズ（「Guys & Dolls」） マーク・スミス（「The Little Big Things」） スーザン・ストローマン（「Crazy For You」） 装置デザイン賞 ミリアム・ブーター（「Stranger Things: The First Shadow」の装置デザインに対して）、59 Productions（「Stranger Things: The First Shadow」の映像デザインに対して） バニー・クリスティ（「Guys & Dolls 」） エス・デヴリン（「Dear England」の装置デザインに対して）、アッシュ・J・ウッドワード（「Dear England」の映像デザインに対して） ソウトラ・ギルモア（「Sunset Boulevard」の装置デザインに対して）、ネイサン・アムジ＆ジョー・ランサム（「Sunset Boulevard」の映像デザインに対して） 衣裳デザイン賞 バニー・クリスティ＆デボラ・アンドリュース（「Guys & Dolls」） ライアン・ドーソン・ライト（「La Cage Aux Folles」） ヒュー・デュラント（「Peter Pan」） マーグ・ハウエル（「The Picture Of Dorian Gray」） 照明デザイン賞 ジョン・クラーク（「Dear England」） ジョン・クラーク（「Stranger Things: The First Shadow」） ポール・コンスタブル（「Guys & Dolls」） ジャック・ノウルズ（「Sunset Boulevard」） 音響デザイン賞 ポール・アルディッティ（「Stranger Things: The First Shadow」） ダン・バルフォー＆トム・ギボンズ（「Dear England」） アダム・フィッシャー（「Sunset Boulevard」） ガレス・フライ（「Macbeth」） □ そのほか ダンス作品賞 「Broken Chord」 「The Rite Of Spring」 「La Ruta」 「Time Spell」 ダンスにおける傑出した功績 イザベラ・コラシー ジョンジ・D リアノン・フェイス オペラ作品賞 「Blue」 「Innocence」 「Picture A Day Like This」 「The Rhinegold」 オペラにおける傑出した功績 アントニオ・パッパーノ ベラルーシ・フリー・シアター・カンパニー マリーナ・アブラモヴィッチ ファミリー作品賞 「Bluey’s Big Play」 「Dinosaur World Live」 「The House With Chicken Legs」 「The Smeds And The Smoos」 「Stories」 提携劇場における傑出した功績 「Blue Mist」 「A Playlist」 「Sleepova」 「The Swell」 「The Time Machine: A Comedy」