県内ではことしに入っても山岳遭難が相次いでいます。 　紅葉シーズンで登山をする人が増えるのを前に、県警は捜索ヘリを運営する事業者と連携協定を結びました。 　県警と協定を結んだのは、捜索ヘリを運営する都内の事業者「AUTHENTIC　JAPAN」です。 　県警によりますと、ことしに入ってから9月末までの山岳遭難は55件で、過去最多となった去年に迫る水準で推移しています。 　「AUTHENTICJAPAN」は、遭難したときにヘリコプターで早期に見つけられるよう、会員に発信機を提供するサービスを行っています。 　協定では、山岳救助隊の捜索活動や二次遭難防止に生かすため、発信機と受信機を無償で提供することなどを定めています。