「気づいたら2023年が終わっていた」…熱海富士の地元愛 『2場所連続優勝争い』で2024年は前頭筆頭スタート /今年の静岡
10月、焼津で行われた「静岡凱旋巡業」では、ファンから“禁断の質問”が! Q.彼女はいますか? 熱海富士「どうでしょうね」 Q.静岡でデートならどこに連れて行ってくれる? 熱海富士「地元が熱海なので、花火大会が有名なので、花火が見える海とかでロマンチックにデートしたい」
母校の飛龍高校を訪れた際には、後輩たちからの“リクエスト”に気さくに応じました。熱海富士が好きなback numberの「水平線」を熱唱したのです。 さらに、生徒とぶつかり稽古まで。
高校時代下宿した食堂の夫婦は…
熱海富士の「人柄」についてよく知る人たちがいます。三島市の食堂「めし しんちゃん」を営む杉山夫妻です。 光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山信二店長(9月):「素直ですよ。いい子でね。素直に「はい」と返事して。返事して「はい」って言うんですけど聞いていない。そこが熱海富士」 熱海富士は高校時代、「めし しんちゃん」に半年間下宿をしていました。店主の信二さんや女将の美香さんは恩師であり、両親のような存在なんです。 光玉母食堂 めし しんちゃん 杉山信二店長:「(食事中)よく僕に怒られてました。怒られたというのも、マイペースなところもあるので、ご飯食べながらテレビを見る。それは僕、嫌いだもんでテレビを消す。「はい、もう見ません」って言って、一生懸命食べてるんですよ。それで大人しいと思ったら、今度は寝てる」
9月場所が終わった際にも食堂を訪れたという熱海富士。ごはん4合に大盛の焼肉とから揚げ、さらにラーメン2玉のスペシャルメニューをぺろりと平らげたそうです。
熱海富士が見据える2024年
2023年、大躍進を見せた熱海富士。21日に行われた、今年最も活躍したプロのスポーツ選手や団体に贈られる日本プロスポーツ大賞では、新人賞に選ばれました。 熱海富士(都内 21日):「ことしの1月が、十両に落ちたところから始まって、まずは幕内に戻ってやろうって気持ちが一番強かった」 激動の1年となったなかで、見据えているのは常に“未来”です。 熱海富士:「2024年も、自分の相撲取り切って、皆様に応援していただいているうちは全力で相撲を取り続けるので、来場所を勝ち越して、もっと上にいけるように頑張ります。応援よろしくお願いします」