カメラが捉えた“液状化”の瞬間…地震発生後すぐに湧き出た泥水「水だと思ったら砂だった」
元日に発生した能登半島地震により、液状化による被害が多く発生した新潟市西区。地震発生直後に液状化の現象がすぐに現れていたことが当時の映像から分かった。 【▶動画で見る】地震発生からわずか2分で!? “液状化”の瞬間を捉えた映像
防犯カメラに映っていた“液状化”の瞬間
新潟市西区寺尾朝日通にあるビジネスホテルに設置されていた防犯カメラの映像。 1月1日午後4時10分ごろ地震が発生すると…大きな揺れとともに駐車場の地面が波打ち、道路に亀裂が入っている様子が確認できる。
その後も小刻みに揺れ、2分後には歩道付近から水があふれ出てきた。
そして、駐車場にも水が徐々にあふれ出し、10分後には道路にまで水が流れ出てしまった。 一方、住宅街でも、泥水が道路の亀裂からあふれ出している様子が映っていた。
住宅街でもあふれ出る泥水
この様子を撮影した男性は「亀裂なんてわからない。いきなり噴いてきたので…水だと思ったらみんな砂だった」 地震の発生からあっという間に道路や住宅街に広がった液状化…改めて自分が住む場所の地盤について確認することが重要だ。