利用を呼びかける渡久地政志北谷町長（左から３人目）と平良武康本部町長（同２人目）＝１日、北谷町の町観光情報センター前

　那覇空港と北谷町、本部町をバスで結び、周遊型観光の創出を目指す「北谷ダイレクトエクスプレス」が1日から運行を開始した。 【写真】新種の深海魚、沖縄美ら海水族館で世界初展示　オオアカムツ

　同日、北谷町の同町観光情報センター前で出発式が開かれ、渡久地政志北谷町長や平良武康本部町長があいさつした。 　北谷ダイレクトエクスプレスは空港線と沖縄美ら海水族館線の2路線がある。どちらも午前と午後の2往復（4便）で運行する。2025年2月2日まで。 　国土交通省の共創・Maas実証プロジェクトの「GOO　Chatan」の一環で、グランシーノ社（大阪市、島田篤代表）が助成金申請などを担い、北谷、本部両町の関係先との調整を北谷町観光協会が担った。 　渡久地町長は「有数の観光地である本部町との連携強化にもつながる。観光振興に寄与することを心より期待している」と述べた。平良町長は「異国情緒ある北谷と本部のありのままの自然を楽しめる。事業が大成功するよう力を合わせる」と意気込んだ。　 （金盛文香）