佐賀県警スクールサポーター、盗撮未遂容疑で再逮捕 勤務中、派遣先の学校の少女を
佐賀県警は28日、スクールサポーターとして勤務中に10代少女の下着を盗撮しようとしたとして、県警の元警察官で会計年度任用職員の男(65)=佐賀市本庄町本庄=を性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで再逮捕した。 県警は同日、記者会見を開き、寺戸剛首席監察官が「新たな犯罪が判明し、被害者らに深くおわびを申し上げる」と陳謝した。 再逮捕容疑は、5月中旬と下旬の2回にわたり、県内の派遣先の学校に通う少女にスマートフォンを差し向けて下着を撮影しようとした疑い。「弁護士と話をするまで説明することはない」と供述している。 県警によると、容疑者は私用のスマホを使って動画撮影をしていたとみられる。少女は撮影された認識はなかった。スクールサポーターは、学校と連携して校内の巡回や生徒の非行防止支援などを行う。 県警は11日、派遣先の学校に通う別の10代少女を車に乗せて連れ出したとして、容疑者を未成年者誘拐容疑で逮捕していた。捜査過程で今回の容疑が浮上した。