【写真：Getty Images】

　家族に関わる個人的な理由で長期離脱しているサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手が、9月に復帰する見通しになった。米公式サイト『MLB.com』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　ダルビッシュは5月29日（日本時間30日）に行われたマイアミ・マーリンズ戦で登板したのを最後に、左脚付け根の張りで負傷者リスト入り（IL）した。その後、7月6日（日本時間7日）には突如として制限リストにも入っている。パドレスを率いるマイク・シルト監督は同選手が制限リスト入りした理由について、ダルビッシュの個人的な事情とだけ説明し、プライバシーを尊重して詳細は明かさなかった。 　詳細不明のまま離脱が長引いたことで、今季は復帰しないという悲観的な見方も増加。そんな中、ダルビッシュがサンディエゴ近郊の高校で投球練習を行ったことが明らかになり、予想よりも早く復帰する可能性が浮上している。そして今回、同メディアは「ダルビッシュは制限リストから外れ、9月に復帰する予定だ。順調に回復しており、日曜日にはペトコ・パークで、レイク・エルシノアにあるパドレス傘下のシングルAチームの打者と対戦し、3イニングの模擬投球を行った。13アウトを記録し、ヒットらしい打球は許さなかった。フェルナンド・タティス・ジュニアとダルビッシュは復帰までにやるべきことが残っており、パドレスは2人抜きであと2週間を乗り切らなければならない。それでも、シーズン終盤に向けて大きな弾みとなることは明らかだ」と報じ、いよいよダルビッシュの復帰が近づいていることを明かした。