“家族に出す料理は自炊じゃなきゃダメ”って誰が決めたの?家事脱却で楽になるズボラ技<漫画>
家事も仕事も完璧、しかもいつも身ぎれい。こんな女性は憧れの的だけど、やってみたらストレスまみれで疲労困憊。こうなったらもう『あれこれやめて気楽に生きたい 最高ズボラ生活』(KADOKAWA)を目指してみませんか。 【マンガ】目からウロコ!全日本ズボラ主婦連盟のズボラ家事テクニックを読む
それって、本当にやらなきゃダメ?
著者のモチコさんは漫画家・イラストレーターにして二児の母。「家事をしなくていいならしたくない」というのが、モチコさんとご主人の本音でした。だったらズボラを極めてみよう、と生まれたのが本書です。 “家族に出す料理は自炊じゃなきゃダメ”“掃除は毎日しなきゃダメ”でもそれって誰が決めたのでしょうか。 家族がハッピーならズボラ上等。ではさっそく、楽に生きるためのズボラ術をいくつか紹介しますね。
今夜は手抜きパーティー
めんどうくさい家事のトップといえば食事作り。どうにも体が動かない、そんな日に本書が提案するのが「手抜きパーティー」。その中身がこちらです。 1)オープンサンドパーティー(手抜き度★) 食パンに何かしら具をのせて食べる! レタスやキュウリ、ハムやチーズ、卵サラダやポテサラなどの具材と、マヨネーズやケチャップなどの調味料をテーブルにセッティングする。 2)レトルトカレーパーティー(手抜き度★★) いつもよりちょっといいレトルトカレーを盛りつける。 3)利きパスタソースパーティー(手抜き度★★★) パスタをゆでて、一方には安いソース、もう一方には高めのソースをかけて利きパスタソース。 3つのアイデア全部、イベント的で楽しく、手抜き感はありません。実際やってみると家族の会話もはずみそうですし、新しい味わいも発見できそう。食事は形式ばるよりも、愉快に仲よく食べるのが最高においしいのです。 レトルトやお惣菜などを上手に利用して、手間の代わりに団らんの時間を得ましょう。
洗濯はいっぺんにすませたい
泥汚れ、食べこぼし。色柄物、ニット、ジーンズ。洗濯物の汚れや種類はけっこう複雑で、いちいち分けたり洗い方を変えたり、かなりの負担です。 そこで本書は「洗濯物を仕分けして洗うのをほぼやめた」という、かなり大胆な戦略を提案。使用しているのはドラム式洗濯乾燥機で、家族全員のお風呂が終わった時点で一気に洗濯→乾燥という流れです。 具体的な方法を本書から抜粋しますと。 ・各自脱いだ服を洗濯機に突っ込む。 ・乾燥機にかけたくない服(シワになってほしくない服や縮んでほしくない服、大事な服)をまとめて大きなネットに入れる。 ・絡まりそうなものや分けたいものは別のネットに入れる。 ・ネットごと洗濯機に放り込み、標準コースで洗濯。 ・乾燥機にかけない服(ネットの服)を取り出して干す。洗濯機の残ったものを乾燥させる。 色移りの弊害もあるものの、モチコさん宅はこれでOKといいます。色移りのジャッジは個人それぞれの基準があるので、こちらはあくまで提案です。私も色移りの経験がありますが、変色した服もいい塩梅だったのでよしとしました。 ちなみにモチコさん宅は「外に洗濯物を干すのをほぼやめた」という、乾燥機&部屋干し派です。天日干しも確かに気持ちいいですが、日焼けやアレルギーやプライバシーを考慮した場合、部屋干しのメリットも大きそうです。確かに部屋干しって楽ですよね。