最大の暴落は? 日本人選手、市場価値ダウン額ランキング18位。マリノス抜けて不調? 苦しむ元MVP
年齢や実績など様々な要素によって算出される市場価値は、その時期の活躍によって大きく左右されることもある。23/24シーズンも終盤に差し掛かった現在、その市場価値を大きく下げてしまった日本人選手は誰なのか。データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※市場価値や成績等の情報は3月13日時点の『transfermarkt』を参照。2023年7月1日と現在の市場価格を比較。下落額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
18位:仲川輝人(FC東京) 生年月日:1992年7月27日 市場価値の変動:120万ユーロ(約1.68億円)→100万ユーロ(約1.4億円) 市場価値の減少額:20万ユーロ(2800万円/-16.7%) 22/23リーグ戦成績: 27試合4ゴール3アシスト 横浜F・マリノスでプレーしていたFW仲川輝人は、昨季FC東京へ完全移籍を果たした。 仲川は2019シーズンにリーグ得点王と年間MVPを獲得するという大車輪の活躍を見せて、横浜FMにリーグ優勝をもたらしたが、その時惜しくも2位フィニッシュとなったのがFC東京。苦渋をなめさせられた選手がチームに加わった昨季は、首都クラブにとって期待が高まるシーズンだった。 しかしながら、蓋を開けてみればチームは11位フィニッシュ。仲川はリーグ戦27試合に出場し4ゴール3アシストとまずまずの活躍を残したものの、自慢の得点力が完全発揮されたとは言い難い結果に。その理由としては、同選手以外に中盤やサイドでボールを持って“時間を作れる”プレーヤーが少なかったことが考えられる。同選手がチャンスメイク側に回らざるを得ない時間が多かった印象だ。仲川の攻撃性能を最大限引き出すために、今季は他選手が仲川をサポートするプレーがもっと欲しい。 その市場価値は120万ユーロ(約1.68億円)から100万ユーロ(約1.4億円)まで減少した。2019年冬に自己最高額となる280万ユーロ(約3.92億円)を記録してから、市場価値の推移グラフは長く下降線をたどっている。
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