<センバツ>7安打で7点 明石商、効果的な攻撃で国士舘に快勝
◇第91回選抜高校野球 ○明石商7―1国士舘●(27日・甲子園) 明石商(兵庫)が国士舘(東京)を破って2回戦に進出した。明石商は30日の第2試合で、この後の松山聖陵(愛媛)―大分(大分)戦の勝者と対戦する。 【国士舘vs明石商、熱戦の模様を写真特集で】 国士舘・白須、明石商・中森と、ともに長身、本格派右腕の投げ合いとなったが、7安打で7点と、効果的に加点した明石商が快勝した。 明石商は二回2死満塁から押し出し四球と適時打で3点を先制。三回以降、国士舘・白須の前に無安打に抑えられたが、七回には国士舘バッテリーのミスに付け込んで、無安打で追加点、八回には押し出し四球、犠飛、適時打で3点を奪った。 中森は、140キロ台後半の直球を中心に、走者を出しながら要所を締め、10奪三振で完投勝ちした。 国士舘は四回2死一、三塁から適時打。さらに2死満塁と攻めたが追加点は奪えず。五回にも2死一、三塁の好機に無得点に終わるなど、明石商を上回る9安打を放ちながら、あと1本が出なかった。