Steamに「成人向けゲーム」など“見られたくない”作品をフレンドから隠せる機能がついに登場。リリース前の新機能を使用できる「Steamクライアントベータ」に実装
Valveは12月21日(木)、リリース前の新機能を使用できる「Steamクライアントベータ」向けのアップデートを実施し、成人向けゲームや数千時間費やしたことを恥ずかしく思っているゲームなど、「特定の作品のプロフィール情報を他のユーザーから隠す」新機能を追加した。 『成人向けゲーム』画像・動画ギャラリー このたび公開された機能は、フレンドから特定の作品を隠すことができる機能だ。Steamでは近年に実施されたポリシー変更により成人向けゲームが増加しており、成人向けでなくとも「特定の作品をプレイしていることを隠したい」という需要があるだろう。 そういったSteamでのゲームプレイに纏わるプライバシーを守るための機能が本機能だ。11月9日にPC GamerやGamespotといった海外メディアが実装に先んじて「開発中である」ことを報道していたが、このたび「Steamクライアントベータ」向けに試験的な実装が開始したかたちとなっている。 「Steamクライアントベータ」はSteamの利用者であればだれでも利用可能だ。利用方法はまず、Steamクライアントの画面右上にあるメニューバーから「Steam」にカーソルをかざし、設定画面にアクセスする。 そして、設定の「インターフェイス」の項目に存在する「クライアントベータへの参加」のボックスを「Steam Beta Update」に切り替えることで利用可能だ。 また、「クライアントベータ」にアップデートで実装された本機能は購入済の作品は勿論のこと、作品の購入時にも利用できる。 購入時に使用する場合はカートに追加した際や決済時に、これまでに「自分用であるのか、ギフト用であるのか」を選択するボックスに「自分のアカウント用:非公開」という項目が追加されており、「非公開」を選択することで、購入時から自身のプライバシーを守りつつゲームをプレイできる。 また、すでに購入済の作品に関しては、ゲームのライブラリから、画面右側に存在する「歯車アイコン」より「非公開」の設定を行える。ポップアップするウィンドウにて「非公開に設定」を選択することでプレイヤーの安全を確保することが可能だ。 Steamのライブラリにフレンドから隠したい作品がある方、フレンドからの視線が気になって遊べなかった作品がある方は、ぜひ本機能を活用しよう。
電ファミニコゲーマー:りつこ
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