センバツ最多タイ勝利 東邦監督「プライドを持ってやろう、と」
第95回記念選抜高校野球大会は第7日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、東邦(愛知)が6―3で高松商(香川)に勝った。東邦は春通算58勝目を挙げ、中京大中京(愛知)と並んで史上最多となった。東邦の山田祐輔監督のコメントは次の通り。 【高松商vs東邦を写真で振り返る】 ◇好守備、3点くらいの価値 選手が粘り強く戦ってくれた。山北は1回戦の登板でいい表情だったので先発に起用し、力を発揮してくれた。(八回に出た遊撃手の)大島の好守備は3点くらいの価値があった。チームが勢いづいた。 (春通算最多タイの58勝目)自分が巡り合えたことはうれしいが、まずは選手が力を発揮してくれたのが何よりうれしいですし、学校を背負って、プライドを持ってやろうと言っているので、チーム一丸になれたのがうれしい。 相手投手のボールが予想以上に良くて、1巡目はみんな消極的だった中で、(二塁打を打った)石川はボールに向かって打ちに行っていた。こういう試合で(持ち味を)発揮してくれて、さすが主将だなと。周りを勇気づけてくれた。 次の試合も受け身にならず、積極的にいきたい。