〈今度はおにぎりの食べ方に批判殺到〉石破総理の“おにぎりマナー”に人気専門店店主は「もし〇〇だったら、かわいかったのに…」
お店を通して私たちは“生き方”を見せています」
――口の中が見えていて、見ていて不快になる人も多いようですが。 「総理のマナーとなると、やはり皆さんに気分を悪くしないでいただくという、責任と自由のなかにあると思うんです。だから、見た方が嫌な気持ちにならないようにするというのは、総理というお立場ですし、必要なことではないでしょうか。 それにこの情報時代だから、どこにフォーカスされてしまうかわかりません。その点もよく考えるべきだったのではないかなとも思いました」 ――右近さんもお客さんの目を気にすることはありますか? 「総理とは立場もまったく違いますけど、おにぎり屋も同じなんです。やはり“おにぎり”をずっとにぎっていて、年をとると猫背にもなってきます。でもそれだと、お客さんが見ていて嫌な思いをされるかな…と。お店を通して私たちは“生き方”を見せていますから、なるべくまっすぐ歩こうと、姿勢矯正をしたりしてきました。 おにぎりって、もともととても『民度』が低いところにあった食べものだと思うんです。でもここ最近になって、皆さまに興味を持っていただいて、『ご馳走おにぎり』と言ってくださるようになった。おにぎりという存在をやっと世の中が認めてくれたから、つくる立場としては、ちゃんとした姿勢でいきたいって思います。 石破さんは日本という国を背負って立たれてるわけですし、やはりそこはちゃんとしないといけないのかもですね」 首相に就任してからまだ日が浅い石破首相。食事マナー以外にも、その身だしなみから「だらし内閣」などと揶揄されているが、あらゆる場面で国民から常に「見られる」立場になったからこそ、日本の首相としてあるべき立ち居振る舞いが求められるのではないだろうか。 取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班
集英社オンライン編集部ニュース班